リファーとは
新生児聴覚検査
新生児聴覚検査とは、生まれてすぐの赤ちゃんに行う「きこえの検査」です。
おおむね生後3日以内に、出生した医療機関や産院等で行います。
新生児(赤ちゃん)の1,000人に1~2人程度は、生まれつき耳がきこえにくいお子さんがおり、耳のきこえにくさを早期に発見し、早期に療育を開始することで、言葉の発達に与える影響を最小限にすると言われています。
川崎市では、市内に住民票がある方から生まれた赤ちゃんを対象に、新生児聴覚検査費用の一部助成を行っています。
新生児聴覚検査の流れ
リファーとは?
新生児聴覚検査の結果は、「パス(pass)」か「リファー(refer)」いずれかです。
「パス」は「今回の検査ではきこえに問題はない」ことを示します。
「リファー」とは、「専門医による詳しい検査が必要(要再検査)」という意味で、「耳がきこえていない(難聴)」と判断されたのではありません。
再検査の結果、難聴ではないと診断されることもあります。
難聴と診断された場合でも、早期に療育を開始することで、言葉の発達に与える影響を最小限にするとも言われているため、できるだけ早く(遅くとも生後3か月までに)専門の病院で再検査(精密検査)を受けましょう。
サイトメガロウイルス
難聴の原因のひとつに、先天性サイトメガロウイルス感染があります。
ヘルペスウイルスの一種で、妊婦が感染すると胎児に感染することがあります。神経学的障害、感音性難聴、精神発達遅滞、癲癇、視力障害などを合併することもあり、感音性難聴になる確率が一番高いと言われています。
生後早期に(できるだけ3週間以内)発見し、抗ウイルス剤による治療を開始することで、聴覚障害などの発現や進行を抑えることが期待できます。
精密検査
精密検査医療機関で行う聴力検査で、難聴の有無や程度、特徴などの診断ができます。
赤ちゃんができる精密検査には、ABR(聴性脳幹反応検査)やASSR(聴性定常反応検査)、BOA(聴性行動反応検査)、VRA(視覚強化聴力検査)があります。
リファーと言われたら、できるだけ早く(生後3か月までに)、精密検査医療機関で検査を受けましょう。